水陸両用バスで東京観光、富士急 五輪向けて訪日客獲得狙う 

東京湾に入る富士急行の水陸両用バス=24日、東京都港区

 富士急行は27日、東京・お台場のビル群を走行後、東京湾に入って名所のレインボーブリッジをくぐる水陸両用バスの運行を始めた。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて増加する訪日外国人旅行者獲得を狙っており、英語や中国語など計5カ国語の音声ガイドも用意した。

 「TOKYO NO KABA」と名付けたバスは、カバのイラストで装飾され、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインした。全長が11・9メートルで、定員は38人。観光名所の近くを通る際には、説明とともに名所をイメージさせる音をスピーカーから流して臨場感を高める。


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