被災地仙台で世界防災フォーラム 初めての開催 

世界防災フォーラムが開幕し、活動報告する福島県立福島高校の生徒=25日午後、仙台市

 国内外の防災の専門家らが集まり、研究成果や先進的な取り組みを共有する初めての「世界防災フォーラム」が25日、仙台市で始まった。東日本大震災の被災地であり、2015年には国際的な行動指針「仙台防災枠組」が採択された仙台から知見を発信しようと、市や東北大などが企画した。28日まで。

 40を超える国・地域の研究機関や民間企業などから、900人以上が参加予定。今後も隔年で開催する。

 25日は、大震災被災地の高校生らが防災の取り組みを発表した。岩手県立大槌高校は、大槌町内を定点観測し、写真で復興の歩みを記録する活動を紹介する。


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