リニア品川駅の工事公開 JR東海、仮設の橋桁設置 

 JR東海は25日、リニア中央新幹線の品川駅(東京都港区)の建設工事の様子を公開した。リニアの品川駅は東海道新幹線のホームの地下約40mに造られるため、運行を続けたまま線路の下を掘れるようレールを支える仮設の橋桁を設置した。

 東海道新幹線の運行が終了した午前0時すぎに作業を始め、まずレールと枕木、線路内の砂利を撤去。クレーンで橋桁を降ろした後、作業員が固定し、その上に再びレールを設置した。

 この日設置した橋桁は長さが約12m。全長約400mの新幹線が停車する線路が上下合わせて4本ある品川駅には計123の橋桁を設置し、その下に空間をつくっていく計画だ。


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