2017年11月25日 08:37 | 無料公開
再犯防止措置対象者の登録者数と解除者数の推移
13歳未満の子どもへの暴力的な性犯罪で懲役刑や禁錮刑となり、出所後に警察が居住地を登録する「再犯防止措置対象者」は、制度が始まった2005年から昨年末時点までの累計で1679人だったことが25日、警察庁への取材で分かった。全体の41%は一定期間に再犯がないため解除されたが、8%は再び摘発されていた。
登録制度は、警察が対象者の居住地を把握し、定期的に接触を図ることで再犯防止につなげる狙いがある。刑務所を出た後の居住地などの情報については、法務省が出所時に提供している。