隣に小型機墜落でPTSD 東京・調布の住民が提訴 

 2015年に東京都調布市で小型プロペラ機が墜落した事故により自宅が損壊し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったなどとして、小型機が突っ込んだ住宅の隣の住民が、機体を管理していた「日本エアロテック」などに改築費や慰謝料など計約8千万円の損害賠償を求め東京地裁立川支部に提訴したことが24日、分かった。提訴は10月11日付。

 訴状などによると、原告は夫婦と子ども2人。小型機は墜落直前に自宅の屋根に衝突、築約2年だったが火災などで半壊し、建て直しを迫られた。家族は現在も都営住宅で避難生活を送っている。


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