防衛省のパソコン窃盗で懲戒免職 陸自通信学校職員 

 陸上自衛隊久里浜駐屯地(神奈川県横須賀市)は24日、防衛省からパソコンなどを盗んだとして窃盗罪に問われ、千葉地裁で公判中の陸自通信学校職員須田克敬被告(42)を懲戒免職処分にした。

 久里浜駐屯地によると、4月から7月にかけ、東京都新宿区の防衛省でパソコンやテレビなど計41点を盗み、買い取り業者に売ったという。

 公判は検察側が懲役3年を求刑し、12月12日に判決が言い渡される。

 学校長の広恵次郎陸将補は「誠に遺憾で、重く受け止めている。今後は再発防止に向け、隊員への服務指導を徹底する」とコメントした。


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