2017年11月23日 22:56 | 無料公開
【ブリュッセル共同】西アフリカ・マリのジョップ外務・国際協力相は22日、ブリュッセルで共同通信のインタビューに応じ、ジンバブエのムガベ大統領が国内を大きく混乱させずに辞任したことについて「アフリカの政権交代の在り方が進化したことを示した」と前向きに評価した。 これまでアフリカではクーデターによる政権奪取が繰り返されてきたと述べた上で、今回ジンバブエは「民主主義の国際基準をぎりぎりでクリアした」と指摘。欧米による制裁などはあったものの、政治危機を国内で解決したのは「われわれは成熟すべきだという(アフリカ)大陸へのメッセージだ」と強調した。