2017年11月23日 21:06 | 無料公開
【ロンドン共同】23日のロンドン外国為替市場の円相場は一時、1ドル=111円12銭をつけ、9月20日以来、約2カ月ぶりの円高ドル安水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが緩やかになるとの観測から円買いドル売りが先行した。 午前11時現在は、前日比40銭円高ドル安の1ドル=111円20~30銭。ユーロは1ユーロ=1・1840~50ドル、131円75~80銭。 日本と米国が祝日による休場で、ロンドン市場は薄商いとなり、ドル売り一巡後はもみ合った。市場では「次の注目点は米税制改革の議会審議の行方だ」(邦銀筋)との声があった。