琵琶湖疏水の観光船、来春復活へ 67年ぶり、京都と滋賀結ぶ 

「琵琶湖疏水」で運航が始まることが決まった観光船の試乗会=22日午後、大津市

 京都と滋賀を結ぶ水路「琵琶湖疏水」で、来春から観光船の運航が始まることが決まり、京都市長や大津市長らが22日、試乗して約7・8キロの船旅を楽しんだ。疎水で船の事業が復活するのは67年ぶりという。

 疎水沿いでは桜や紅葉が楽しめ、シーズンとなる来年3~5月、10~11月の計約80日間、京都市山科区と大津市間を35~55分で運航する。料金は時期により変動し、4千~8千円の予定。ガイドが同乗し、歴史や周辺の見どころを解説する。

 京都市の門川大作市長は「紅葉が美しかった。春には桜のトンネルが楽しめると思う」と話した。


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