築地市場、土壌からヒ素 都調査、8カ所で基準超え 

 東京都は22日、築地市場(中央区)で9~11月に土壌の詳細調査を実施し、26カ所のうち8カ所で採取した土や地下水から土壌汚染対策法の基準値を超える有害物質のヒ素が検出されたと発表した。担当者は「敷地はアスファルトなどで覆われており、安全性に問題はない」と説明している。

 都によると敷地内26カ所でボーリング調査などを実施し、6カ所の土から基準値の最大4・8倍、4カ所の地下水から基準値の最大1・3倍のヒ素をそれぞれ検出した。2カ所で重複があった。


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