宇宙ごみ、レーダーで監視 防衛省説明会で質問相次ぐ 

 防衛省が、スペースデブリ(宇宙ごみ)や他国の衛星破壊兵器を監視するレーダーを山口県山陽小野田市の海上自衛隊山陽受信所跡地に設置する方針を決め、中国四国防衛局は21日、同市で住民説明会を開いた。住民からは「攻撃目標になるのではないか」などと質問が相次いだ。

 宇宙ごみは運用を終えた人工衛星やロケットの部品など、秒速7~8キロの超高速で宇宙空間を飛んでいる物体。運用中の人工衛星と衝突する危険があり、レーダーで事前に察知し、衛星の軌道を修正して回避する狙い。


  • LINEで送る