御堂筋に「パークレット」 車道にベンチ、憩いの場に 

 大阪のメインストリート・御堂筋に面した商業ビルの前で20日、道路を歩行者の憩いのスペースとして活用する「パークレット」の社会実験が始まり、記念式典が開かれた。車道の一部も使ってベンチを設け、来年5月21日まで利用状況などを検証する。

 御堂筋の完成80年を記念する事業で、大阪市などでつくる推進委員会が主催。同市中央区のビル「淀屋橋odona」前で、通行への影響や、広告収入で維持管理費が確保できるかどうかについても実験する。式典では、市の永井文博建設局長が「(実験で)御堂筋を車中心から人中心に再編するため、未来の姿を可視化したい」とあいさつした。


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