地方自治法70年で記念式典 首相「力合わせ未来開く」 

地方自治法の施行70周年を記念し、開かれた式典=20日午前、東京都千代田区

 自治体の運営に関するルールを定めた地方自治法の施行から70周年を記念した式典が20日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、天皇、皇后両陛下や安倍首相、自治体関係者ら約3500人が出席した。

 安倍首相は祝辞で「地方の活力なくして日本の活力はない。国と自治体は力を合わせて少子高齢化などを克服し、未来を開いていかなければならない」と述べた。

 地方自治体を代表してあいさつした全国知事会長の山田京都府知事は、地方分権一括法で、国と地方の関係が「上下・主従」から「対等・協力」となったと指摘。「地方自治の重要さを住民と共有し、さらに発展させたい」と話した。


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