阪神被災地へ勇気を、2万人力走 第7回神戸マラソン 

明石海峡大橋を背に力走するランナー=19日、神戸市

 第7回神戸マラソンが19日、開催された。阪神大震災から立ち直った街並みを力走する姿で、災害被災地へ勇気を送ろうと、今年も「感謝と友情」がテーマ。約2万人のランナーは拍手や励ましの声を受けながら、神戸市の中心部から明石海峡大橋を望む市西部を往復する42・195キロのコースに挑戦した。

 19日の神戸は快晴で、冷たい風が吹く肌寒い天候。スタート前には、参加者全員で災害犠牲者に黙とう。仙台市立南材木町小の児童や神戸市内の高校生らが、阪神大震災の復興を願う歌「しあわせ運べるように」を合唱した。


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