大卒の就職内定率75・2% 10月時点、96年以降最高 

 来春卒業を予定している大学生の10月1日時点の就職内定率は前年同期比4・0ポイント増の75・2%で、調査が始まった1996年以降で最高となったことが17日、文部科学省の調査で分かった。記録的な好景気を踏まえ、文科省は企業の人材需要が逼迫して採用意欲が高まるとともに、就職活動の早期化の影響もあったとみている。

 今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率は、過去最高の97・6%だった。最終的には今春同様、高い水準の就職率となることが見込まれる。

 一方、厚生労働省が17日明らかにした高校生の9月末現在の内定率は62・7%で、前年同期比2・3ポイント増。


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