自民、参院選合区解消へたたき台 憲法47条の改正案 

 自民党の憲法改正推進本部(本部長・細田博之前総務会長)は、参院選「合区」解消に向けた憲法47条改正案のたたき台をまとめた。改選ごとに各都道府県から1人以上を選出する規定をただし書きとして加える内容。16日午後の推進本部会合で提示する。複数の関係者が明らかにした。

 党内で47条改正による合区解消を求める声が大勢を占める状況を踏まえた。推進本部は、たたき台を基に自民党案をまとめたい考えだ。ただ、連立を組む公明党は改憲による合区解消に慎重姿勢を示している。

 現行の47条は、衆参両院議員の選挙に関する事項を「法律で定める」としている。


  • LINEで送る