2017年11月16日 11:05 | 無料公開
飲食店での喫煙=東京都内
厚生労働省が受動喫煙防止策として、店舗面積150平方メートル以下の飲食店での喫煙を認める新たな案を自民党と調整していることが16日、分かった。2020年東京五輪・パラリンピックまでの全面施行に向け、来年の通常国会に健康増進法の改正案提出を目指す。
ただ昨年厚労省が示した当初案の「30平方メートル以下」から大幅に後退する内容。医師会や患者団体に加え、自民党内にもより厳しい防止策を求める声があり、激しい反発が起きそうだ。
新たな案は、飲食店内は原則禁煙だが、店舗面積150平方メートル以下は喫煙可とできる。