2017年11月16日 09:26 | 無料公開
14日、ベルギー・ブリュージュで行われた、サッカー日本代表とベルギー代表の国際親善試合(共同)
【ブリュッセル共同】ベルギー北西部ブリュージュでサッカー日本代表とベルギー代表の国際親善試合を狙うテロ情報があった問題を巡り、地元紙ルソワール電子版は15日、対テロ当局から攻撃実行の可能性は低いとの分析結果が伝えられる前に、主催者は試合開始を決めたと報じた。見切り発車的な運営は議論を呼びそうだ。
ベルギー警察が電話盗聴でテロ計画の情報をつかみ、ブリュージュの警察に伝えたのは試合開始3時間余り前の14日午後5時半ごろで「信頼できる」情報だったという。
しかし対テロ当局の「危険度は低い」との分析結果はキックオフまでに主催者に届かなかった。