2017年11月16日 10:27 | 無料公開
15日、ホワイトハウスで記者会見するトランプ米大統領=ワシントン(ロイター=共同)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は15日、ホワイトハウスで記者会見し、アジア歴訪の成果に関する声明を発表した。重要課題である北朝鮮核問題や貿易不均衡の是正で「歴史的な進歩を遂げた」と自賛。日本については米国製武器の購入を通じ、米国民が負ってきた「共同防衛の負担」を還元するとの確約を得たと強調。
トランプ氏は「米国の繁栄を取り戻す旅」と銘打ち、米大統領としては四半世紀で最長となるアジア歴訪を終えて14日夜に帰国した。
会見で北朝鮮の脅威に対し、国際社会を結束に導くことが歴訪の目的だったとして、安倍首相らと「最大の圧力」をかけることで合意したと説明した。