受診時追加負担の病院拡大 400床以上で5千円 

 厚生労働省は15日、大病院を紹介状なしに受診した患者に5千円以上の追加負担を求める制度で、2018年度から対象病院の範囲を拡大する方針を固めた。現在の500床以上(262病院)から400床以上に見直す方向で調整する。約150病院が新たに対象になる見通し。

 軽症の人は身近な病院や診療所などのかかりつけ医を受診するよう促し、高度な医療を担う大病院との役割分担をさらに進める狙いがある。ただ追加負担の金額や、救急患者らには負担を求めない運用は変えない考え。


  • LINEで送る