北朝鮮へ圧力、要求連発 ASEANにトランプ氏 

 【マニラ共同】北朝鮮との外交関係や貿易、労働者の受け入れもやめてもらいたい―。トランプ米大統領がフィリピンのマニラで13日開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議で、北朝鮮への圧力を求める発言を連発していたことが分かった。外交筋が15日明らかにした。

 北朝鮮への圧力を最大限まで強めたいトランプ氏は、加盟全10カ国が北朝鮮と国交があり、インドネシアやカンボジアのように伝統的な友好国もあるASEAN諸国の取り込みを狙ったようだ。

 一部加盟国が中国と領有権を争う南シナ海問題には一言も触れなかったという。


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