東証、1年半ぶりの6日続落 海外勢売り、351円安 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 15日の東京株式市場は前日の米国株安が重荷となり、日経平均株価(225種)は約1年半ぶりに6営業日続けて下落した。終値は前日比351円69銭安の2万2028円32銭で、10月31日以来約2週間ぶりの安値を付けた。今月上旬までの急激な上げ相場を主導した海外の投資家が利益を確定させる売りに転じ、強気だった市場心理が変調した。

 東証株価指数(TOPIX)は34・86ポイント安の1744・01。出来高は約21億5900万株。

 平均株価は企業業績の拡大などを支えに、10月に過去最長の16営業日続伸を記録。今月7日には終値としてバブル経済崩壊後の最高値を超えた。


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