16年ぶりGDP7期連続増 実質年1・4%プラス成長 

実質GDPの増減率推移

 内閣府が15日発表した7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比0・3%増、年率換算では1・4%増となり、16年ぶりに7四半期連続のプラス成長を記録した。個人消費は7四半期ぶりに減少したものの、好調な海外経済を背景に輸出が伸びて成長をけん引した。

 連続でのプラス成長は、IT景気で1999年4~6月期から2001年1~3月期まで8四半期続けてプラスを維持した時以来の長さ。12年12月に始まった現在の景気拡大は高度成長期の「いざなぎ景気」を超えて戦後2位の長さに達したとみられており、GDPにもこうした持続性が反映された。


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