映画PRでバンド結成も… ご当地キャラ、すぐ解散 

映画「ジャスティス・リーグ」のPRイベントに登場した(左から)オカザえもん、にゃんごすたー、ふなっしー、湯あがり美人姫やがみちゃん、海の妖精神 まりん=14日、東京都内

 千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」など5地域のご当地キャラが、東京都内での映画「ジャスティス・リーグ」(23日公開)のPRイベントでバンドを結成、主題歌を披露した。

 映画の登場人物の装いで、仲良く登場したキャラたち。ところが、リーダーのふなっしーはメンバー紹介で、ベースを担当する新潟県長岡市寺泊地域の「海の妖精神 まりん」に「おまえ、絶対に弾けないだろ!」などと食ってかかる始末。

 主題歌でビートルズの名曲「カム・トゥゲザ―」の演奏を始めると、青森県黒石市の「にゃんごすたー」が得意のドラムでわかせ、ボーカルのふなっしーも跳びはねながらの熱唱で息切れ状態。一方、まりんや島根県出雲市・湯の川温泉の「湯あがり美人姫やがみちゃん」、愛知県岡崎市の「オカザえもん」は余力を残すギター演奏。ふなっしー以外は言葉を発しないこともあり、バンド内に温度差が。

 案の定、演奏後に解散を宣言したふなっしー。理由を聞かれると「音楽性の違い」を挙げたが、メンバーの戸惑いを察したのか、「ご当地キャラは集まったり離れたりを繰り返し、子どもたちの笑顔をつくっているなっしー」と結束をアピールしていた。


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