ロシア検査機関の資格回復は困難 ドーピング問題でスポーツ相 

 【モスクワ共同】ロシアのコロプコフ・スポーツ相は13日、世界反ドーピング機関(WADA)から資格を停止されているロシア反ドーピング機関(RUSADA)の処分解除は「極めて困難」との見通しを示した。ロシア側が、国ぐるみのドーピングを認定したWADA調査チームの報告書の内容を認めることなどが条件となっているが「それには合意できない」と述べた。ロシア通信が報じた。

 WADAの理事会などが開かれるソウルに出発する前に記者団に語った。RUSADAの資格回復が認められなければ、来年の平昌冬季五輪・パラリンピックへのロシア選手団の出場停止につながる可能性がある。


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