小型ロケット、12月に再挑戦 JAXA、電柱サイズ 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、1月に失敗した電柱サイズの小型ロケット「SS520」の5号機を、12月25日に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げると発表した。東京大の超小型衛星を搭載する。打ち上げ時間は午前10時から午後2時15分の間を予定している。

 JAXAによると、機体は全長約10メートル、直径約50センチで、失敗した4号機と同サイズ。

 1月15日に打ち上げた4号機は、発射直後に通信が途絶えたため海に落下させた。その後の解析で、振動による摩擦などの影響で電線がショートし、データ送信機の電源が失われたのが原因と判明した。


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