大学共通テスト試行開始 延べ19万人参加、記述式も 

「大学入学共通テスト」の試行調査で配布された国語の問題=13日午前、東京都目黒区

 大学入試センターは13日、現行のセンター試験の後継で2020年度に導入する「大学入学共通テスト」の課題を検証するための試行調査を開始した。24日までの実施期間中、国公私立高・中等教育学校の約38%に当たる約1900校、延べ約19万人の生徒が参加。初めて一部で記述式問題を採用する国語と数学1・Aのほか、マークシート式の数学2・Bや地歴公民、理科について、各校で日時を決め原則1校につき1科目を受ける。

 13日は全国の333校で実施。東京都目黒区の都立桜修館中等教育学校では、午前8時半すぎに国語の問題が配られ、生徒らは真剣な表情で試験に臨んでいた。


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