2017年11月12日 18:58 | 無料公開
13日から開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に向け、警備を確認する警官ら=11日、マニラ(ロイター=共同)
【マニラ共同】13日にマニラで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の議長声明案が12日、判明した。北朝鮮の核・ミサイル問題に関し、前回4月の首脳会議議長声明になかった「大量破壊兵器開発の進展」という表現を使って重大な懸念を表明しており、批判のトーンを強めていることが分かった。
ASEANの一部加盟国と中国が領有権争いを続ける南シナ海問題については空白で、議長国フィリピンが内容の最終調整を進めているとみられる。ASEAN外交筋が明らかにした。
加盟全10カ国が北朝鮮と国交を持っているが、圧力強化を呼び掛ける日米などに寄り添う姿勢を見せている。