2017年11月12日 16:57 | 無料公開
公明党の山口那津男代表
公明党の山口代表は12日放送のラジオ番組で、憲法改正に関して国民の3分の2を超える賛同が前提となるとの認識を示した。国会発議には衆参両院の3分の2以上の賛成が必要となる点に触れ「それ以上の国民の支持がある状況が望ましい。国民投票でぎりぎり(改憲が承認される)過半数となれば、大きな反対勢力が残る」と述べた。
衆院選で「改憲勢力」が議席の8割を占めたとの見方には「改憲を否定しない勢力とは言えるが、主張に相当な隔たりがあるし、議論も煮詰まっていない」と指摘した。
安倍首相が衆院選中に「スケジュールありきでない」と言及したことを「その姿勢は重要だ」と評価した。