2017年11月11日 19:55 | 無料公開
西郷隆盛から贈られた書を紹介する坂本匡弘さん(奥右)=11日午後、北海道函館市
北海道開拓を目指したとされる坂本龍馬の没後150年に合わせ、坂本家と西郷隆盛の子孫が対談するイベントが11日、函館市で開かれた。龍馬と隆盛の交流や北海道との関わりでエピソードを紹介。両家が協力して歴史を後世に伝えていくと約束した。
参加したのは、龍馬のおいの子孫で東京都在住の会社員坂本匡弘さん(52)と、隆盛の子孫で東京都在住の会社員西郷隆太郎さん(34)。これまでも一緒に史料の保存などに取り組んできた。
イベントを主催した北海道坂本龍馬記念館の三輪貞治館長は「2人が仲良くお付き合いしている様子に、龍馬も喜んでいるだろう」と話した。