地上イージス導入、12月決定 政府、防衛強化へ米から2基購入 

 政府は、北朝鮮に対する弾道ミサイル防衛(BMD)の強化に向け、新規装備となる地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の導入に関し、12月中旬にも閣議決定する方向で調整に入った。装備を開発し技術を保持する米国と、計2基の取得に関する金額などを詰める。政府筋が11日明らかにした。

 トランプ米大統領が来日時に「米国製軍事装備の大量購入」を求めたことも踏まえ、閣議決定で日本の姿勢をアピールする狙いがある。米側が日本などの同盟国に「応分の負担」を求めてきたことも背景だ。

 関係者によると、イージス・アショアは米国で開発され、1基当たり約800億円。


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