2017年11月11日 16:38 | 無料公開
JR秋田駅前で、子どもと触れ合う「スギッチ」=11日
杉をモチーフにした秋田県の公式マスコットキャラクター「スギッチ」が今月29日に引退する。県職員に“採用”されて10年。県はインターネット上に特設サイトを開設し、佐竹敬久知事が「県の第1号キャラとして、名誉職員などで記録に残したい」と話すなど、別れが惜しまれている。
スギッチは07年の「秋田わか杉国体」のマスコットとして04年に登場。人気の高さに、県は国体後もPR役を続けてもらおうと07年11月、職員に採用した。広報広聴課に自席もある。
だが、県は15年になまはげ型の新キャラ「んだッチ」を作成。スギッチの原作者との契約が満了するのに合わせ、引退が決まった。