日仏「愛の村」姉妹都市提携 パリで調印式 

10日、フランス・パリで姉妹都市提携の調印式を行う熊本県相良村の徳田正臣村長(左)とサンバランタン村のルッソー村長(共同)

 【パリ共同】村名にちなんで「相性が良くなる村」として地域活性化を目指す熊本県相良村と、フランス中部のサンバランタン(セント・バレンタイン)村が10日、姉妹都市提携の調印式をパリで行った。

 キリスト教の聖人の名がついたサンバランタン村は人口約300人で、2月14日のバレンタインデーには多くの恋人たちが集う「愛の村」として知られる。

 人口約4500人の相良村の徳田正臣村長は、式典で「小さな村同士、愛というテーマで交流を深めたい」と話し、サンバランタン村のピエール・ルッソー村長は「両村は名前の意味するところがほぼ同じ。村づくりの方向性に共鳴した」と述べた。


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