米、60日挑発自粛なら対話か 北朝鮮の姿勢様子見 

米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は9日、国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表が、北朝鮮が核・ミサイルの実験を60日間凍結すれば、米朝対話に応じる考えを10月末に示していたと報じた。米政府当局者はティラーソン国務長官の考えと一致すると指摘している。

 北朝鮮が最後に実験したのは9月15日。北海道上空を通過する弾道ミサイルを発射した。ただ「60日」は北朝鮮側から凍結の意思表示を受けてから数え始めることにしており、北朝鮮側の連絡を待っているという。

 ユン氏は10月30日にシンクタンク、外交問題評議会で開かれた会合で発言した。


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