NY株反落、101ドル安 米税制改革の先行き懸念 

ニューヨーク証券取引所のトレーダーたち=9日(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は8営業日ぶりに反落し、前日比101・42ドル安の2万3461・94ドルで取引を終えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は39・07ポイント安の6750・05、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も9・76ポイント安の2584・62と主要3指数がそろって反落した。

 朝方から法人税率引き下げを柱とする米税制改革法案の実現に懐疑的な見方が広がり、投資家がリスクを避ける姿勢を強めたため、ダウ平均は大幅安で始まった。


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