スバル、無資格検査リコール拡大 40万台、対象を精査 

 SUBARU(スバル)は9日、新車の無資格検査問題を受けて実施する販売済みの車に対するリコール(無料の回収・修理)の台数が、当初の約25万5千台から約40万台に拡大すると発表した。対象台数を精査した結果としている。今月中旬にもリコールを国土交通省に届け出る。

 停止していた販売店の在庫車の登録作業を10日から再開することも発表した。無資格者が検査に携わっていた約1200台が対象。再点検をした上で登録してナンバープレートを付け、登録して販売する。

 スバルは群馬の2工場で、30年以上前から訓練中で資格のない従業員に出荷前の最終検査をさせていた。


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