大飯原発の安全性了承 福井県専門委、知事判断へ 

 福井県原子力安全専門委員会は8日、関西電力が再稼働を目指す大飯原発3、4号機(同県おおい町)について、「原子炉の安全性を確保するために必要な対策が取られている」とする報告書案を大筋で了承した。近く正式に取りまとめ、西川一誠知事に提出する。

 再稼働について、おおい町と福井県議会は既に同意しており、残る地元手続きは西川知事の判断のみとなった。知事は判断に当たり、関電が2020年ごろに立地地点を確定させるとしている使用済み核燃料の中間貯蔵施設に関し、対応を具体化させるよう関電に要求している。


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