米トルコ、ビザ業務を限定再開 関係改善に一歩 

 【イスタンブール共同】在トルコ米大使館は6日、米国を訪れるためのビザ(査証)の発給業務をトルコ内で限定的に再開したと発表した。在米トルコ大使館もその後、トルコビザの発給業務の限定再開を表明した。

 米側は、トルコ当局が昨年のクーデター未遂の関連捜査で米総領事館のトルコ人職員を逮捕したことに抗議し、10月8日にビザ業務を停止。トルコ側も対抗措置で停止していた。双方が限定再開したことで、両国の関係改善に向けた一歩になると期待される。

 米大使館は声明で、地元職員を今後拘束する場合、事前に通知するなどとトルコ政府が約束したとした。


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