温暖化抑制へCOP23開幕 米除く各国、協調が鍵 

6日、ドイツ・ボンで開幕した気候変動枠組み条約第23回締約国会議(共同)

 【ボン共同】地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の2020年開始に向け、実施ルールを話し合う気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)が6日、ドイツ・ボンで開幕した。18年末の合意期限を控え、具体案をどこまでまとめられるかが焦点。今年6月にトランプ米大統領が協定離脱を表明後、初の会議で、他の国が協調姿勢を示せるかも課題となる。

 島しょ国から初めて議長に選ばれたフィジーのバイニマラマ首相は「われわれの仕事は温暖化の被害を受けている人のために、あらゆる手段を講じることだ。パリ協定が効果を発揮するよう努力しよう」と呼び掛けた。


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