台湾の作家、鄭清文氏が死去 日本統治時代生まれ 

 鄭 清文氏(てい・せいぶん=台湾の作家)台湾メディアによると4日、台北市内の病院で心筋梗塞のため死去、85歳。

 日本統治下の32年、現在の桃園市で生まれ、幼少期に日本語教育を受けた。台湾大学を卒業後、銀行に勤める傍ら、短編小説を中心に評論などでも活躍。社会性の強い作品が多く、日本統治下の台湾を題材にした小説「三本足の馬」や、「丘蟻一族」などは日本でも翻訳、出版された。(台北共同)


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