ハワイの地上型イージスを視察へ 防衛相、来年1月で調整 

 小野寺五典防衛相は、北朝鮮に対する弾道ミサイル防衛(BMD)の新規装備として導入する予定の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」に関し、米ハワイの実験施設を来年1月に視察する方向で最終調整に入った。ハリス米太平洋軍司令官との会談も調整中で、ミサイル防衛での日米連携を一層緊密にしたい考えだ。政府関係者が4日、明らかにした。

 イージス・アショアは、海上自衛隊のイージス艦と同様のミサイル迎撃システムを地上に配置したもの。イージス艦と比べ、警戒に当たる自衛隊員の負担が軽減される利点がある。ハワイのカウアイ島にある実験施設は迎撃試験などを行っている。


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