自民・二階幹事長が稲刈りに汗 農政重視をアピール 

 自民党の二階俊博幹事長が4日、東京都青梅市で稲刈りに汗をかいた。6月に自ら苗を植えた田んぼで鎌を手に取り、黄金色に実った稲穂を収穫。刈り取った稲を天日干しにした。記者団には「農業を語るには農家の苦労を体験しないと駄目だ」と語り、農政重視の姿勢をアピールした。

 森山裕国対委員長ら党所属国会議員約10人も参加した。全国農業協同組合中央会(JA全中)の須藤正敏副会長は、先月の衆院選を念頭に「『実るほどこうべを垂れる稲穂かな』。常に謙虚にいこう」と述べ、農協改革を進める安倍政権に農家への配慮を求めた。


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