2017年11月4日 09:36 | 無料公開
【ジュネーブ共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)報道官は3日、ジュネーブで記者会見し、ミャンマーで迫害されているイスラム教徒少数民族ロヒンギャのような「国籍を持たない人々」が全世界に推定で約1千万人いると発表した。うち7割以上がロヒンギャやシリアのクルド人などの少数派民族・集団という。 報道官は「無国籍の少数派の人たちは市民権もなく差別的な扱いを受けている」と指摘、国籍を付与するなどの早急な対策を各国に求めた。