林文科相がユネスコ改革期待表明 パリの総会で演説 

ユネスコ総会で演説する林文科相=3日、パリのユネスコ本部(共同)

 【パリ共同】フランスを訪問中の林芳正文部科学相は3日、パリで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の第39回総会で演説し「ユネスコ改革が進展することを心から期待する」と表明した。

 また「教育、科学、文化を通じた加盟国の友好と相互理解の促進に一層努力する」と述べ、ユネスコ事務局長に今月就任する予定のフランスのアズレ前文化・通信相への協力を表明した。

 林氏は演説で「世界の記憶」(世界記憶遺産)にも言及。10月のユネスコ執行委員会で「相互理解のための知識共有」へ向け、事業の包括的な見直しに取り組む決議が採択されたことを歓迎した。


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