医師技術料、プラス改定へ 1%未満、全体は引き下げ 

 政府は3日、医療機関に支払う診療報酬について、来年4月の改定で医師や薬剤師の技術料に当たる「本体部分」を引き上げる方向で検討に入った。ただ、政府は社会保障費を抑制する方針で、プラスは1%未満と小幅にとどめる方向。薬などの「薬価部分」は引き下げ、全体の改定率はマイナスとなる見通しだ。

 診療報酬の改定は、年末の政府予算編成で最大の焦点の一つで、改定率の数値を巡る政府、与党内の攻防が激しくなりそうだ。


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