2017年11月2日 12:11 | 無料公開
今年4月に86歳で亡くなった詩人、大岡信さんの自筆原稿などゆかりの資料を展示する大岡信ことば館(静岡県三島市)が11月末をめどに閉館することが2日、関係者への取材で分かった。同月半ばに正式発表するという。 大岡さんは同市出身。同館は通信教育などを手掛けるZ会の持ち株会社である増進会出版社が2009年に自社ビルの1、2階に開館。大岡さんの数百点の自筆原稿や参加した雑誌などを展示している。 同館では26日まで、追悼特別展を開催しており、終了後に閉館するための調整を進めている。 大岡さんは長年にわたって詩歌に関するコラム「折々のうた」を新聞に連載した。