対北朝鮮、圧力強化で一致 首相とNATO事務総長 

共同記者発表を終え、NATOのストルテンベルグ事務総長(左)と握手する安倍首相=31日午前、首相官邸

 安倍晋三首相は31日午前、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と官邸で会談し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、国際社会全体で最大限の圧力をかけていく必要があるとの認識で一致した。日本とNATOによるアジア太平洋地域での安全保障協力を強化することも確認した。

 会談で首相は「北朝鮮は、欧州まで射程に入れた大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発している。国際社会への重大かつ差し迫った脅威だ」と指摘した。ストルテンベルグ氏は「北朝鮮に対する制裁を全て適用し、圧力をかけていくべきだ」と応じた。


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