2017年10月28日 18:54 | 無料公開
アワビの稚貝を放流し、記念写真に納まる海女ら=27日、三重県鳥羽市
海女漁業で知られる三重県鳥羽市で27、28日の両日、「海女サミット」が開かれ、全国10府県と韓国・釜山市から計122人が参加。海女漁業の振興や文化の保存・継承などについて意見を交わした。
サミット開催は8回目。1日目は、アワビの稚貝約2千個を鳥羽市の海岸に放流、「海女は観光をリードする」とのテーマで専門家4人が記念講演した。2日目は、日韓の海女12人によるトークセッションも行われた。
大会の最後に、鳥羽市の橋本加津代さん(69)が「自然環境と資源を守り、海女漁業を将来にわたって継承させていこう」と訴え、サミットの宣言として採択された。