2017年10月27日 22:07 | 無料公開
人気漫画「孤独のグルメ」などで知られ、2月に69歳で死去した漫画家谷口ジローさんが闘病中に描いた未発表の遺稿が見つかった。小学館が27日、明らかにした。12月8日に2冊の単行本として刊行される。 同社によると、1冊は「光年の森」のタイトルで、「自然との調和、風景が持つ感情」をモチーフとする未完のオールカラー長編。もう1冊は「いざなうもの」のタイトルで、薄墨と鉛筆、白インクという異例の技法で描かれた短編集となっており、絶筆の作品を含むという。 鳥取市出身の谷口さんは、海外でも評価が高く、フランスの芸術文化勲章シュバリエを受章した。