2017年10月27日 22:08 | 無料公開
町立小中学校の夏休みを16日間程度に短縮するなどして授業日数を増やす方針を掲げていた静岡県吉田町は27日、2018年度としていた開始時期を2年先送りして20年度にすると決めた。町は「保護者や教員の十分な理解が得られていないため」としている。 吉田町は今年2月、16年度は206日だった小中学校の授業日数を、夏休みや春・冬休みを削って段階的に増やし、18年度に220日以上にする計画を策定。一方で、6時間目までやる日を減らし、授業内容の充実と教職員の長時間労働解消を図るとした。 町によると、保護者から「暑い時期の登下校は熱中症の恐れ」など、懸念の声が多かった。